だいたいナイロビ編 | ガリッサ編 | 資料編 | |||||||||||||
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ナイロビ市街 街には、換金とエミレーツ航空のリコンファームをするため、ミコノ所長の奥さん、E子さんと行った。 ナイロビはやっぱり都会である。 ビルが林立している。 車が多いのでいつも渋滞している。 以前は、市バスやマタトゥに「これでもかっ!」ってくらい、人が乗っていた。 しかし、法律ができて席に座れる人数しか乗せないようになったので、車内を覗くとなんだかとっても行儀よく見える。 マタトゥとは、ワゴン車(ハイエース、キャラバンあたり)、あるいは2トントラックを改造して客を乗せられるようにした車両で、民間が経営している(と思う)。 15年前は物乞いやストリートチルドレンがウロウロしていた。 しかし、いまはほとんど見かけなくなった。 見かけないといえば、白人の姿が見えない。 日本人もいない。 よほどナイロビの街は危険、というのが浸透しているのだろうか? アメリカ大使館へのテロがあった頃はかなり危険だったみたいだが…。 「治安なんて、ぜんぜん変わってへんよ〜」とE子さんはいう。 σ(o^_^o)も歩いてみて、そう思う。 現地の人たちも身ぎれいになってるし、走っている車もずいぶんよくなった。 襲われるような気配もない。 「そんなん、まるで旅行者やん!」 私が「写ルンです」で街の様子を撮っているのを見てE子さんはそう言った。 危なくはない、とはいっても観光目的の日本人だったらドロボウのいいカモだよね。 そういえば、昔いたときだって街中では撮影したことなかったっけ。 換金所はナイロビ市内にいくつかある。 ハーリンガムにも換金所はあるのだが、日本円だとレートが悪いので街で換えた方がいいそうだ。 街の換金所もレートが微妙に違うので、いくつかまわって率のよいところを探した。 ビルの、オフィスの入り口では身分証を預けないと中に入れてくれない。 顔を見ればわかるハズなんだけど、日本人も例外ではなかった。 「イヤだな〜」と思いながらパスポートを出すと、「通っていいよ」と言われた。 預けなくてすんだので、ホッとした。 エミレーツ航空、日本の旅行代理店では「リコンファーム要らないと思うんですけど」ということだった。 しかし、ナイロビではかなりのオーバーブッキングなのだそうで、「リコンファームはせんといかんよ〜」とE子さんは言った。 日本=ドバイ間のリコンファームは、いらないのだろうね。 観光会社テッコー。 ここの事務所の前でも身分証明書を要求された。 パスポートを出すと、ナンバーを控えている。 「OK」が出たので、中に入った。 懐かしい顔がいる。 ここの社長オキディさんは、σ(o^_^o)が帰国する時、同じ飛行機で日本に行ったひとだ。 そのときは高校サッカー使節団のコーチだったが、今はおなかの出っ張ったおじさんになっていた。 「これでも痩せたんだヨ〜」(日本語で)と言っていたが…。 E子さんは、以前ここで働いていたのだった。 テッコーの入り口でセキュリティのひとが「署名して」とノートを差し出した。 漢字で書くと、不思議そうにσ(o^_^o)を見ている。 「ほらこのとおり」 パスポートを見せると、彼女は納得した顔をして微笑んだ。 たぶん判別はできないんだろうけどさ。 きっと、ここに来る日本人は漢字で署名しないんだろうね。 勝手知ったるナイロビの街だったハズなんだけど、ビルがやたら増えてアチコチこぎれいになっているので、自分がどこにいるのか見当がつかない。 キョロ^(・д・。)(。・д・)^キョロ (llllll´ヘ`llllll)ウーン わからない(;^。^A アセアセ・・ 記憶と現実のギャップに戸惑ってしまうσ(o^_^o)だった。 |